狼に注意!?~俺様男と甘い恋~
~~~♪♪~~
昨日さっそくアラームに登録した大好きな恋の歌が流れる。
朝からこの歌を聞けるのは幸せ~♪
気持ち良く起き、携帯を止める。
調子こいて鼻歌を歌いながら着替え始めた。
「へぇ~今日は水玉かぁ……」
なんかものすごく悪魔の声が聞こえたような……まっ気のせいか!!
「おぃ。聞いてんのか?
水玉も良いけど明日は…ィテッ」
いつの間にか部屋に入ってきてエロ発言をしているこの狼にクッションを投げつける。
やっぱりさっきのは空耳じゃなかったみたい。
「やめろよなぁ。
俺にケガなんてさせたら
どう責任取んだよ。」
あたしのアゴを持ち顔を近付け無駄にフェロモンを出してるこの男が、あたしの幼なじみこと由杜なのだ。
「てか近いー/////」
顔が近すぎてジタバタさせていたらギュッと今度は抱き締められた。
すると急に“俺のにしてぇ”と呟いた由杜。意味が分からず首を傾げてたら由杜の顔が赤くなった。
どうしたんだろぅ?もしかして……ぇ?熱だったりして(天然発言)
「マジ勘弁しろょ////」
っと言って後ろ髪を掻きながら部屋を出ていった。
何だったんだ?てか熱大丈夫かな…(天然発言)
「っとヤバ!?学校!!」
着替え途中だったパジャマを脱ぎ、急いで制服を着る。
この時間だと朝ごはんは食べれないやッ
「いってきまーす!」
「ぇ?朝ごはんわ?」
「いらない!!」
お母さんの