変態教師と私。【完】
「これ、幼なじみ」



「俺、愛斗のダチで…」



…冴都も呑気に自己紹介してんじゃないよ!



「これからよろしくね?私たち、愛斗ん家に住むから!」



…聞いてないって!

あの双子と一緒に住むと?



「無理だ」



何が悲しくて、同居しなきゃいけない!

あいつら外面は良いけど、私には酷いんだから。

ぶっちゃけ、我が家のが金持ちなのに威張って。

見栄はって。

私は何度、特に聞き分けのない嶺々を殴ったか。

その度に怒られる私を笑う姿、今でも忘れない。



「じゃあ、卒業まで一緒なわけか!」



…喜ぶな冴都っ゛!!
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