変態教師と私。【完】
玄関へ行き、鍵を開けておくと、ヤツは勝手に入って来た。
江上優苑ーユオンー(21)、父親のお兄さんの子で、私の従兄。
「ヤッホ」
「タイミングが良いヤツめ」
ケーキとコーヒーを2人分を準備し、1セットを優苑に差し出す。
「あの双子が来たって愛斗から聞いて、来たけどラッキーな(笑)」
「双子に用事?」
「あるわけねぇだろ!目上に生意気で、俺が通う医大を目指すとか、おっさんも貧乏暇なしだな」
…お前が言うか。
叔父さんと叔母さんは、両親より稼いでる。
ビルを建て、1階に叔父さんが歯医者を開業。
2・3階には、叔母さんの産婦人科。
江上優苑ーユオンー(21)、父親のお兄さんの子で、私の従兄。
「ヤッホ」
「タイミングが良いヤツめ」
ケーキとコーヒーを2人分を準備し、1セットを優苑に差し出す。
「あの双子が来たって愛斗から聞いて、来たけどラッキーな(笑)」
「双子に用事?」
「あるわけねぇだろ!目上に生意気で、俺が通う医大を目指すとか、おっさんも貧乏暇なしだな」
…お前が言うか。
叔父さんと叔母さんは、両親より稼いでる。
ビルを建て、1階に叔父さんが歯医者を開業。
2・3階には、叔母さんの産婦人科。