変態教師と私。【完】
どうでも良い話をし、お昼を一緒に食べて過ごしてると、あっという間に夕方。

優苑は双子が帰って来る前に、逃げるように帰って行った。

洗濯物を取り込みながら、絨毯の上でお昼寝してる愛玲菜を見る。

今日はグズってたから、おしゃぶりをしてる。

その姿がまた可愛い。



「…ただいま」



双子より兄貴が先に帰宅。

鞄をソファーに投げ、愛玲菜をチラッと見た後、私に近付いて来た。



「嶺々が」



「何?」



「濱浦に惚れた」



「…へぇ」



…ウザッ!!

強がってみたけど、ムカつく。
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