変態教師と私。【完】
一触即発の状態の私たち。



「濱浦先生と私が付き合えたら、私を侮辱した事、土下座しなさいよ?」



まぁ、嶺々が手を出して来る事はないけど。



「もう良いだろ。嶺々は図星だからってキレるな!心愛は口調を直せ!」



しかし、何で竜也はでしゃばって来るわけ?

…マジでウザい。



「…心愛は間違ってない」



「「「……」」」



「人の妹、勝手に説教すんな」



「…兄貴…」



兄貴は何かの生地を捏ねながら、竜也を睨んだ。

竜也はその睨みが怖かったのか、「悪かった」と言って、部屋へと戻ってしまった。
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