変態教師と私。【完】
ーーピンポーンッ

車では、わりと早く着く。

愛玲菜を迎えに行く為にだけ買って貰ったマイカーも助かる。

さすが、俺のストリーム。

助手席のチャイルドシートが、虚しくさせるけど。



『…何でお前が居る;;』



「入れろ」



俺が来たら困るのか。

門の前に車を停めたまま、鍵だけをロックして、敷地内に入った。

庭は家の何倍あるのか。

しかも、フェラーリ2台もある。

…4000万超え…。

良い歳して、無駄遣いばっかしてんじゃねぇよ。



「おい、車を中に入れろ!」



「頼んだ」



表に出て来た濱浦にキーを投げ、勝手に家へとお邪魔した。
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