変態教師と私。【完】
「コーヒーで良いか?」



「飯と茶」



「…ここは料理屋か」



濱浦はグチグチと言いながら、キッチンに立つシェフに指示を出した。

いつか、家庭科室で調理をしてたシェフ。



「寂しくて来たのか」



「お互い様だろ」



…来てやったのが、正解だ。

何て。

自分から来たんだけどな。

双子と居たら、我が家なのに居心地がかなり悪い。

20時には親父が帰って来るし、俺はここでのんびりするか。



「泊めてくれ」



「構わないが、ご両親に連絡しとけ。無断外泊だけは禁止だからな?」



…こいつも、教師らしい部分あるんだな。




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