変態教師と私。【完】
「俺は神田を」



「口頭だけにしとけよ?親父が出て来たら厄介だろ」



「わかってる。面倒なのは嫌い」



兄貴は愛玲菜に頬擦りをしながら、濱浦に頷いた。

愛玲菜は「やっ!」と兄貴の顔を離そうとしてる。

めちゃくちゃ笑ってるけど。



「心愛?」



濱浦が耳元に顔を近付けて来る。



「愛斗を追い返せ」



「何で?」



「キス。出来ないだろ?(笑)」



「――ッ!!;;」



お尻を触る前に、キス!?

…無理、無理!;;

出来るわけがない!;;

何か、お尻は間接的に触れるのに、キスは直接的だから恥ずかしい。

私って、おかしいのかな?




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