変態教師と私。【完】
「あんたの目的は、トモじゃなくて私でしょ!?」



「煩い!!先ずは反逆したこいつを片付ける。昔はな、謀反の罪を犯せば重罪で死刑だ。許すかよ…」



怒り狂った姿は見るも無惨。

トモを車に押し込め、どこかに行こうとしてる。



「てめぇ…親子でどこまで腐ってんだよッ!!」



運転席に乗り込もうとした小鳥崎唯史を、起きて来た濱浦が捕まえた。

兄貴は愛玲菜を抱きながら、トモを車から出し、自身の背後に隠した。



「トモ…後で一発、殴らせろ」



愛玲菜を私に抱かせた兄貴は、「貸せ」と濱浦と代わった。
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