変態教師と私。【完】
落ち着かない私と、ジーッと2人を見据える兄貴。

濱浦が私の隣に座り、くっついて来ようとするも、平手打ちをして、大人しくさせる中、シェフは料理を始めた。

コスプレではなく、本物らしい。



「えッ!?シェシェシェフが何で居るの!!?」



…冷静に考えたら、おかしいでしょ!

兄貴は何で慌てない!



「俺専属の料理人。気が向いたら、食べに来いよ?心愛ぁ(笑)」



「あんたは酔っ払いか!」



甘ったれた声を出して、アホだ。

私は、濱浦がちょっかい出して落ちるような女ではない。

顔が良い事、自覚し過ぎてる。
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