変態教師と私。【完】
「…なぁ」



「なっ、何だよ;;」



「人の娘を殺そうと企てやがって…てめぇが一番、死にてぇんだろ」



「ヒィッ!!;;」



愛玲菜の事で、内心イライラしてたらしい兄貴は誰よりもキレて居て。

濱浦は素に戻ったらしい。



「愛斗、顔は止めとけよ」



「黙っとけ」



「あーあ;;」



濱浦はかなりイッてる兄貴にお手上げらしい。



「パッパぁ」



「――う゛っ…」



愛玲菜が“パパ”と言った為、私は下を向いた。

でも、気が緩んだであろう兄貴が刺された。

同時に起こった出来事に、固まってしまった。
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