変態教師と私。【完】
「愛玲菜…。今だけ、許して…」



愛玲菜をベビーチェアに座らせ、私はしゃがみ込んだ。

嗚咽を堪えられず、口を両手で塞いだ。

…さようなら…。

幸せにしてくれて。

苦しみを和らげてくれる人と、出会えたら良いね。

ナイスバディで、美尻な人、見付けてよ。

高校生にうつつを抜かしてた自分を悔やむような人を。



「マンマぁ!」



私には、愛玲菜が居る。

それだけで良い。



「お姉ちゃんが…ママになる…」



パパである兄貴に負けない位、愛してる。

美味しいご飯、たくさん作るからね。




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