変態教師と私。【完】
重箱を片付け、教室に戻る支度を整え、「じゃっ!」と兄貴に告げた。

授業をサボるって、わかってるから。

午後は兄貴の、ボランティアタイム。

3人居る女教師を毎日、日替わりで抱く時間。

たまに、他校の女子が、足を運んで来る日もあるけど。



「ココっ!!」



「…冴都ーサエトーか」



廊下をのんびりと歩いてると、兄貴の親友で。

手すら繋がなかった私の元カレである冴都が現れた。

告白されて付き合って、気付いたら良き話し相手になってた。

いつ別れたのかすら、わからない元カレ。

元カレと、言わない関係かも。
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