変態教師と私。【完】
「お前、冴都に次のサービスエリアに停まるように電話しろ!」



「何で?てか、何でわかったわけ!?」



「良いから連絡しろ!」



私は半ギレ状態の濱浦に負けて、冴都に電話。

冴都はイヤフォンを耳にしてたらしく、すぐに電話に出た。



「次のサービスエリアに停まってくれない?」



『はぁ?よく俺が高速に…あ゛ー!』



チラッとこちらを見た冴都。

一瞬だけ目が合い、叫ばれた。



『ちょっ、マジ見逃すように頼んでくれ!;;』



「見逃してだって」



「死にたくないなら留まれ」



『…こわっ!;;』



冴都に濱浦の返事が聞こえてたらしく、2台連なって、サービスエリアへと入った。
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