変態教師と私。【完】
朝食とお弁当が完成し、私は3人を起こした。

一足先に朝ご飯を済ませた母親は、7時には家を出た。



「先生は大変だな」



「病院が好きなんじゃない?」



本来は、日勤の時は8時に病院へ入れば良いみたいだし。

自分で自分を忙しくしてると思う。



「愛玲菜?今日は給食だから、ちゃんとハンカチ入れるんだよ?」



「ミニーちゃんのある?」



「あるよ」



愛玲菜は来年、小学生。

成長が早い。

ちょっと前までは、抱っこをせがんでばかりだったのに。

今では自分で何でも、ほとんど出来ちゃうし。
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