変態教師と私。【完】
洗濯物を干しながら、兄貴の様子を見てると、電話が鳴った。

父親が“お昼過ぎには帰れる”と、メールを返して着てたけど、無理になったのかな?



「はい、江上です」



『いつもお世話になります、●●幼稚園の木村ーキムラーです』



「あ、先生。こちらこそ、お世話になってます…」



しかし、電話の相手は愛玲菜の担任の先生。



「愛玲菜ちゃんが急にグッタリし始めて、体温を計ったら、38度を超えましたので、お迎えをお願いしたいんです」



「愛玲菜がですか?すいません、すぐに行きます!」



親子で熱なんて、いつ以来…。




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