変態教師と私。【完】
氷枕を用意して、着替えた。

よっぽどシンドイのか、濱浦は起きようとしない。

時々、無理に起こして水分を取らせた。

薬も飲ませたし、うどんを作って帰らないと。



「うどんを作ったら、一度、帰ります。8時位に無理矢理でも起こして、食べさせて、薬を飲ませて下さい」



「かしこまりました」



「また、お昼前後に来ますから」



「心愛さんのお陰で、助かりました」



「いえ…私は何も」



うどんも出来た為、私は家に戻った。

母親も寝たらしく、氷枕を作り直し、汗を拭う作業を繰り返してると、朝陽が昇った。
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