変態教師と私。【完】
私の家のある、15階建てのマンションの下に到着。



「何階だよ」



「15階」



「4200万」



「……」



…当たってる。

シカトして、車から降りてエントランスへと行く。

なのに、後ろから人の気配。



「何かよう?」



濱浦がついて来てる。

…ストーカーに変身?

私は「じゃあねー」と、オートロックの自動ドアを潜り、エレベーターへ。



「15階だったな」



なのに、平然と乗り込んで来やがった。

15のボタンだけじゃなく、“閉”のボタンまで押してるし。

…意味わかんない…。

まぁ、来られて困る事もないし、良いや。
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