変態教師と私。【完】
立ち上がった兄貴は、3列目に座り、トモに車椅子を返しに行かせた。
7人乗りの為、私と濱浦の間にあるスペースから、冴都は3列目に。
「トモのおっきいね!」
走って戻って来たトモに、愛玲菜は足をバタバタさせ、興奮気味に言う。
「V6だろ?減税じゃねぇな」
冴都は鼻で笑いながら言う。
…あんたの車は減税対象前のじゃないかよ!
「お前もな」
兄貴が代わりに突っ込んでくれて、私は頷きながら前を向く。
「俺もファミリーカーに替えるかな。愛玲菜と子供…せめぇよな」
しかし、濱浦の独り言が聞こえて、右を向いた。
7人乗りの為、私と濱浦の間にあるスペースから、冴都は3列目に。
「トモのおっきいね!」
走って戻って来たトモに、愛玲菜は足をバタバタさせ、興奮気味に言う。
「V6だろ?減税じゃねぇな」
冴都は鼻で笑いながら言う。
…あんたの車は減税対象前のじゃないかよ!
「お前もな」
兄貴が代わりに突っ込んでくれて、私は頷きながら前を向く。
「俺もファミリーカーに替えるかな。愛玲菜と子供…せめぇよな」
しかし、濱浦の独り言が聞こえて、右を向いた。