変態教師と私。【完】
家に帰り、6人分のお昼ご飯を作る事に。

でも、どうしても部屋が気になる為、冷凍していた明太子をレンジで解凍する間に、急いで掃除機を掛けた。

愛玲菜か濱浦のどちらかが寝るにしろ、病み上がりで埃っぽい部屋はね。



「兄貴も掃除機かけて来て!」



「後でな」



…何をッ?!!



「愛玲菜と一生、寝るな!!」



「…掃除機、貸せ」



…エッ;;

冗談で言ったのに、動くんだ。



「ここママぁ!冴都がくれた!」



「何でコレ…」



愛玲菜が貰ったのは、私が昔、学校の屋上で煙草を吸ってる写真。

しかも寒かった時で、スカートの下にジャージを履いてる姿。

濱浦と出会う前だ。
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