変態教師と私。【完】
私はエビフライにフォークをぶっ刺し、鼻息を荒く銜えて変態の背中を睨む。

…嬉しそうな顔をするな!



「鼻息」



「うっせぇ!」



煙草が吸いたい。

この5年、禁煙というか、煙草を吸う気分にならなかったのに。

…吸いたいッ!!



「穣さん、煙草ない?」



「ある」



「貰う」



穣さんから煙草を貰い、「出ろ」と言われても、その場で火を点けた。



「何?先生の奥さん、常識なくない?」



…いやいや。

人の旦那に、妻の目の前でアタックするあんたもおかしいから。
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