変態教師と私。【完】
「本当だよねー。先生、私と結婚すれば良かったのにぃ。毎日、美味しいご飯を作って、待ってるよ?」



…私だって、そうして待っとるわ!!

何も知らんとごちゃごちゃと、煩いヤツらめ。



「シバ…」



「心愛、落ち着け!;;」



私の異変にいち早く気付いたトモが、私を押さえ込んで来た。



「離さねぇと、てめぇもぶっ飛ばすからな?あ゛?」



トモを振り払う為、お茶が入った紙コップに煙草を入れる。



「3・2・1…」



ーードンッ



「…おいおい;;」



穣さんが呆れる中、背負い投げしたトモを見下ろした。
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