変態教師と私。【完】
弘樹は、受け持ちの生徒が私たちを越えるような不良らしく、家でもたまにキレてる。

けど、可愛いからこそ叱って、向き合おうと思えるって、言っていた。

私たちにキレた事はなかったけど、穣さんを頼れば良いのに。

あの人、学年主任になってたらしく、受け持ちなくて暇してたから。

電話が1週間に2回は来る。

退屈で、屋上で煙草を吸ってる時とか。



「濱浦さん、電話です。愛斗さんから」



「兄貴から?」



私は受話器を取りながら、外線1番のボタンを押した。



「もしもし?」



「18時に家の前」



ーーブチッ

…ナンダソレ;;
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