変態教師と私。【完】
「部外者がしゃしゃんなっ!!」



ーードカッ



「――う゛ッ;;」



濱浦と睨み合ってると、男が濱浦の肩に手を置いた。

でも、見事に肘鉄が顔面にヒットされ、鼻を押さえて離れた。



「…俺に触るな」



「「「……」」」



声がワントーン以上も低くなり、私は兄貴たちと顔を見合わせた。

濱浦は「わかったか?」と、男の前髪を鷲掴みしながら言う。



「わ、わかった;;」



ーードスッ

男は濱浦にお腹に拳を決められて失神。

飛び蹴りを耐えたというのに。



「仁ージンー!!」



環菜は男に駆け寄り、肩を揺するも、しばらくは起きないだろう。
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