変態教師と私。【完】
「…最低…。心愛もあんたも、パパに捕まえさせるから」



「上等だ。但し覚えとけよ。
お前の親父の立場が、お前自身の言動で危なくなるって事をな」



「え…?」



環菜が不思議そうな声を漏らすも、濱浦は私たちの背中を押し、校舎へと向かう。

フェラーリに乗れるんだから、お金で解決?

こいつの両親、マジで何者。

教師がフェラーリ乗っちゃうわけないし。

フェラーリよりマイホーム的な感じだし。

…大富豪?

しかも、こいつ自身も本当に何者なの?



「俺に見とれてんなよ?」



「……」



ただの変態にしか、見えません。




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