変態教師と私。【完】
後ろの窓はスモークシートが貼られてるのか、中は窺えない。

しかし、走り出したフェラーリを更に追跡すれば、地元では有名な豪邸へと入って行った。



「15LLDKの家じゃん?」



「ここが、濱浦の家ねぇ…」



表札がない為、誰の家かは不明だった。

けどまさか、濱浦の家だとは。

トモと冴都は興奮してるけど、何か腑に落ちない。

変態なら、女性が来たら降りて抱き合いそう。

それか、ラブホに行ったり。

車を揺らしたり…ね?

勝手に疑問符を頭に浮かべつつ、今日は解散。

麻友ちゃんにそれぞれ家の近くに送って貰い、別れた。
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