変態教師と私。【完】
濱浦の車は、コンビニの前に停車して居た。

見ないようにして、店内に入ると、煙草を買おうとしてる。

私は俯きながら、お茶を取りに行く。

カフェインゼロのお茶を2本。

愛玲菜も居るから、本当に重い。



「…心愛」



支払いを済ませてお店を出ると、煙草を吸ってる濱浦に見付かった。

顔を背け、歩く。



「待てよ」



「……?」



腕を掴まれて立ち止まる。

しかし、顔を見れずに居ると、首に切り傷。

刃物で切ったようなモノではなく、爪で引っ掛かれたよう。

3本の筋みたいになってる。
< 51 / 294 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop