変態教師と私。【完】
いや…トモと冴都なら、キレてでも構って。

どうでも良いヤツなら、知らんぷりしてた。

私の中で濱浦は、穣さん以上。

トモたちと、近い存在になってるのかも知れない。

人を好きなわけでも、嫌いなわけでもないし。



「心愛」



「何?」



「部屋に居る」



「わかった」



兄貴が愛玲菜を連れて、部屋へと行ってしまった為。

私は片付けをする事に。

父親は手術が終わり次第で。

母親は会議が終わったら帰って来るらしいけど。

1人でポツンと居るのもつまらない。



「…はぁ。買い物でも行こう」



私は自分の服でも買おうと、また家を出た。




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