変態教師と私。【完】
そこには予測通りに、薄い板状の鉛。



「失せろッ!!!!」



ーードンッ

懲りない倖田の後輩のお腹に膝を入れて気絶させた。

穣さんに押さえられてる倖田。



「武器なしで闘えねぇなら、大人しく寝とけよ――っ!!」



ーーダン…ッ!

本当は反則だろうけど、ルール違反となった倖田を背負い投げ。

近くに居た雑魚も片付けた私は、王座…体育祭のMVPを目指して。

狙われやすいらしいトモを助ける為にも、谷口を自分の方に向かせた。

胸倉を掴み、頭突きを食らわせる。

意外にも硬くて、私の頭から流血してしまった。
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