変態教師と私。【完】
├お尻が1万円
訳もわからない私をそのままに、校長や教頭に責められてる濱浦。
でも、軽いノリで交わして、舞台から飛び降りた。
周りの視線から逃げるように、体育館を出た。
不覚にも、ドキッとしちゃったじゃないよ。
「心愛!」
トモが追い掛けて来て、私の肩を掴む。
「あいつ、知り合い?」
…んな訳ないでしょ!
こいつは驚かずに、何を言い出すんだか。
私は呆れながら、中庭の芝生に寝転んだ。
「お前、何か赤くね?」
「暑いだけですぅーっ」
9月中旬でそんな言い訳、苦しいかな。