変態教師と私。【完】
冴都はスキップしながら、ニコニコで兄貴を連れに来る。

「キモッ」と漏らし、逃げようとする兄貴。

他のヤツらは、女教師を総ざらい。



「…心愛」



ボーッと座って居ると、濱浦が私を呼んだ。

…意味わかんない!

何で、私が走らなきゃ行けないのさ!



「噂が立つかもよ」



「女が居ねぇからしょうがねぇだろ」



「…私、女なんだ…(笑)」



…何だか嬉しいじゃないの。

走ってあげようじゃないの。



「行くよっ!」



「お前、借りられる立場だろ」



…煩いヤツだねー。




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