変態教師と私。【完】
「ただいま」



家に入ると、誰も居なかった。

兄貴は冴都とファミレスにでも行ったんだろう。

料理も面倒な為、テレビを見ながら、ヨーグルトとお菓子でお腹を満たした。

シャワーを浴びて着替えれば、待ち合わせの1時間前。

17時からで、お店も近い。

軽くメイクだけをして家を出る。



「アッシーが欲しい…」



走ったし、今日は体力がもう少ない。

帰りも歩くのに。

ワンピースを選んだのも失敗だったかも。

久しぶりのパンプスは、なかなか脚が前に出ない。

歩幅も小さくなるし、女みたい。

や…まぁ、女なんだけどさ。
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