変態教師と私。【完】
こんな元不良の弟が居たら、兄貴たちにビビる筈がないしね。
「穣さん、古文のこばぁと付き合えば?」
「…小早川乙女ーコバヤカワオトメー先生だろうが」
…そこはどうでも良いでしょ!
穣さんは42歳の独身と付き合えるの?
「穣さん、“ノー”とは言わないんだな;;」
「ねっ;;」
トモとヒソヒソ声で話ながら、鞄から煙草を取り出すと、左隣の濱浦が「熱燗」と叫んだ。
「…何か、酔ってない?;;」
「これで6本目」
穣さんは目の前に並ぶ空の徳利と、濱浦を指差した。
“濱浦が全部、呑んだ”と言うかのように。
「穣さん、古文のこばぁと付き合えば?」
「…小早川乙女ーコバヤカワオトメー先生だろうが」
…そこはどうでも良いでしょ!
穣さんは42歳の独身と付き合えるの?
「穣さん、“ノー”とは言わないんだな;;」
「ねっ;;」
トモとヒソヒソ声で話ながら、鞄から煙草を取り出すと、左隣の濱浦が「熱燗」と叫んだ。
「…何か、酔ってない?;;」
「これで6本目」
穣さんは目の前に並ぶ空の徳利と、濱浦を指差した。
“濱浦が全部、呑んだ”と言うかのように。