変態教師と私。【完】
├謎の男の正体
濱浦の秘密を知ってから3日。
私は風邪を引いた愛玲菜の看病で、学校を休んで居た。
兄貴が大学に行くか、就職するのか知らないけど、高校は卒業して欲しいから、休ませたくない。
「愛玲菜ぁ。もうちょっとで、元気になれるよ」
熱も微熱になったしね。
ご飯も少しは食べれるようになったし、大丈夫。
私のベッドで、添い寝をさせると、ガーゼと私の手を握って眠る。
安心してるんだね。
父親も愛玲菜が心配で、家に居る時はベッタリだし。
みんなの力で、この子も頑張ったんだ。
こんな時は思う。
家族は凄いって。