変態教師と私。【完】
├魔法を掛ける
スーパーで材料を購入し、後は帰って作るだけ。
愛玲菜は野菜たっぷりのおかゆ。
野菜も取らないとね。
「おーい」
スーパー袋を持ち、歩く私の前に濱浦が現れた。
珍しく徒歩で、スーツ姿。
「何、家庭訪問?」
「お前ん家に行くんだ」
「何でっ!?」
…私、何もしてないんだけど!
いや、100%言い切れないけども;;
「ん゛ー;;」と、頭を抱えて唸る私。
「何で唸ってる」
「退学させないでよ?;;」
私は濱浦に手を併せる。
こっちは必死だというのに、笑われたけど。