変態教師と私。【完】
「邪魔」



「はぁ゛!?」



…このクソ兄貴っ!

あんま言うと、晩御飯、作らないよ?

私はキッチンで何かしようとしてた兄貴を蹴り飛ばして、コーヒーを淹れる。



「飲んでてね」



何だか濱浦に優しくなった気がする。

変態でも良い。

笑って、見つめ合って居たい。



「さ、ご飯!」



ささっと作っちゃおう。

キッチンへと戻り、調理を開始。

お肉と玉ねぎ。

トッピング用の長ネギを切る。

牛丼を作りながら、温泉卵を作る。

大葉の日もあるけど、今日はネギの気分。

おかしな気分だけど。(笑)
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