【仮】首輪を,キミに。

『いらっしゃいませぇー』

ニコニコと女店員が明るい挨拶をする。

俺はそれを無視してお目当ての品物のあるコーナーへと移動した。



『さて,どれにしようか』

さっさと良いものを選んで帰らなくては。

世憂姉を待たせてるんだから。



『……お。これいいじゃん』

たまたま目に留まったのは花柄のモコモコパジャマ。

パーカーと短パンのセットで中々良さそうだ。





< 110 / 120 >

この作品をシェア

pagetop