【仮】首輪を,キミに。
いや,学校に行かないならせめて友達が心配してくれて捜索願いでも出してくれるかも…。
……無いな。
あたし,親友らしい親友とかいないし。
弱った…。
『いつまでこの状態のまま?』
『一生。あ,お風呂とかご飯は気にしないで?お風呂は完備されてるし,ご飯は俺が用意するから。あと欲しい物があれば用意するから言ってね』
そう言ってあたしにすりよってくる。
しかしこっちはそれどころじゃない。
一生?
死ぬまでってこと?
…ふざけてる。