【仮】首輪を,キミに。

逆に時間の概念に囚われずに好きなことが出来るから,世憂姉にとっては幸せなはず。



『風呂沸かせてから買いに行くのは無理があるか…。』

家から世憂姉の前のパジャマが売ってた店までは往復約一時間。

仕方ない。

先にご飯を食べてもらおう。

要望を聞いてあげられないのは心苦しいけど。



俺は再び,世憂姉のいる地下室へと足を運んだ。



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