―MESSIAS―



「咲夜可哀想だよ」
状況を見かねてあすかが咲夜に言った。


「だってさー真美ちゃん可哀想じゃん。ただでさえ真美ちゃんには誉の数倍、否数千倍良い人がいるのに、わざわざ誉の相手をしてるのに誉がその様子じゃ」

咲夜は冷たく誉を見ると

「そんな事はないですよ!誉くんは私には勿体無いくらいのヒトですよ。」
真美は笑顔でそれを言った。


「愛されてやんの」

「うっせー」

言葉とは裏腹に嬉しそうに言った。

「んじゃ、咲夜いいのかよ!?」

「真美ちゃんならね・・・てか、いつからあたしが認めなきゃいけないってなったのよ」


「知るか!紅甘さんのことがあってから暗黙の了解としてなってきたんだよ」

「なにそれ、変なの?」

暗黙の了解ってなんなのよ・・・

意味がわかんない
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