パラレルスクール
と、その時


ガスッ!

頭に鈍い大きな音がした。


「いっ痛ーいっ!!!!だ、誰―!!」


「大丈夫!?愛!!」


私の上からある声がする。


「情けねーなぁ、マイナス思考退散!! ってな」

それは紛れもなく私が好きな人の物で。


「ひ、姫路君!

急に叩かないでよー心臓に悪いから~」


「そうだよバカ姫路ー」


「千葉君も!」






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