貴方が好きっ。

「あみだの紙ができたよ♪」

―――…


「よし…私濱名裕美はナレーターだって♪皆のを発表します♪」

「湊ーコウーが、‘王子の付き添い的な男’」

「適当だな」

「未來と椎が‘意地悪姉’」

「「ヒュー♪」」

「緋璃ーアカリーが‘意地悪母’」

「フッ!」

「俊之ートシユキーが‘王様’」

「何でも来い!」

「美波ーミナミーと葵が‘舞踏会のダンスの人’」

「美波!頑張ろうぜ」

「あったりまえよ♪」

「さて、二人の主役!呼ばれてないのは…?」

「木下苺と♪」

「相澤信ーアイザワマコトーだ」

「それじゃあ、姫と王子はこの二人か?」

「未來、待て。苺は―――…王子だ」

「「「えぇぇぇっ?」」」

「「なんだそりゃ」」

「ん?てことは…信が姫?」


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