永遠に愛します。age11〜12
「ここが俺の部屋。」
真人の部屋は、男子の部屋とは思えないくらい片付いていた。
「……きれい。」
「え?」
「いや、あまりにもきれいでビックリした。」
「それよく言われる。俺からは想像できないってみんないうんだぜ。」
でしょうね。
だって、普段は学校にも行かない人のへやが こんなにきれいだとは…
「ま、ゆっくりしろ。自分の家だとおもってさ。」
「ありがと。」
「っと、その前に風呂入ってこいよ。」
「うん。分かった。」
あたしは、真人に勧められるまま
風呂に入ることにした。
上がったころには、時間は、0時を過ぎていて
真人の両親は眠っていた。
あたしは、なるべく物音を立てないように真人の部屋へと向かった。
「真人…。」
「お。上がったか!」
「うん。」
「じゃあ、俺入ってくるから。そこらへんでくつろいでなよ。」
「はーい。」
真人は、部屋を出て行った。
あたしは、1人部屋ですることもなく
携帯をいぢっていた。
明日香にメールしてみても、
帰ってこなかった。
そりゃそうか…
敦の家だもんね。
そのまま、あたしは眠りについてしまった。