永遠に愛します。age11〜12
「あ、咲ちゃん。」
…それは、あたしが聞きたくなかった声だった。
「みんな、先に行ってて。」
あたしは、作り笑いで、明日香たちにいった。
「うん。わかったよ!早く来てね!」
明日香と敦は外に出て行った。
「真人も外に行ってていいから…。」
「大丈夫か?」
「何~?心配してくれてんの?大丈夫だから」
真人はあたしの言葉を聞くと、そとにでていった。
「咲~?久しぶり!ずっと学校来ないから心配してたんだよ。」
「うん、病気かと思って心配だった。」
そこにいた3人は、あたしをいぢめていた女たちだった。
「…ぅん。ちょっとね。色々あって。」
「咲いなくて、あたし寂しかったんだよ!」
そんなこといって。
ただいぢめるターゲットがいなくなっただけでしょ。
「咲。来週から学校くるよね?」
口調が少し強くなった気がした。
「ねぇ?くるよね?」
怖い…。あたしはただ、怖いという衝動に駆られていた
「無視するわけ?」
「…ぃゃ。」
「ぢゃあ、くるよね?」
「…ぃゃ。」
「こないってこと?」
「…ぅん。」
すると、一人の女が大声で
「てぇめがいないと、こっちのストレスがたまんだよ!!」
あたしのコトを見下すようにいってきた。
やっぱり、あたしのことそう見てたんだ。
自分たちのストレス発散のためだけに
あたしのコトまってるって。
信じられない…。