永遠に愛します。age11〜12
過去との格闘。
学校に着いたときには、すでに授業は始まっていた。
てっても、あたしが行ったのは昼休みの20分くらいまえだった。
-ガラガラッ-
あたしがドアを開けるなり視線が集まってきた。
「咲さん。久しぶりですね。席についてください。」
担任は、あたしの席のほうを向いていた。
この担任やっぱりおかしいよね。生徒の席があんなところにあっても
違和感一つ感じてない…。
あたしは、クラスメイトからの白い目と担任からの視線を浴びながら席に着いた。
あの女たちは、あたしの方をみて笑っていた。
結局、すぐ昼休みになった。
この空気やっぱ無理。外でよ。
あたしが、ドアに手をかけたと同じくらいに後ろから声がした。
「咲。ちゃんと学校きたんだ。」
「びびってこれないのかと思ってた。」
「ってか、この間はよくあたし達を恥さらしにしてくれたよね…。」
この間のゲーセンのことを子根に持ってたんだ…。