永遠に愛します。age11〜12
「俺っやっぱ頼りねぇよな…。」
真人の声が震えていた。
「真人。ごめん。あたし…言い過ぎた。」
「咲は、悪くねぇよ。俺が悪いから。」
「なんで?なんで真人が悪いの?迷惑かけてるのあたしだよ。」
「でも、それを悪いと思わせてる俺も悪い。」
「真人のいってる意味がわからないよ…。」
「だから…咲を不安にさせるような男の俺が悪いってこと。」
…真人、そんなこと思ってたんだ。
あたし本当真人のことちゃんとがんがえてなかったよね。
結局あたしが勝手な思い込みしてただけなんだ…
「咲。帰るなよ。」
っっ。なんで真人はそんなに優しいの…
あたしこんなにわがままなのに。
「でも…。」
「俺がいてほしいんだ。」
「…真人っっ!!」
あたしは、真人に泣きついた。
「咲。」
「真人ごめんね。」
あたしは、そう言うことしか言えなかった。
「馬鹿咲…部屋いこう。ここにいても寒いだけだろ。」
「ぅん。って、バカ余計だから(笑)」
「お前泣き顔不細工~(笑)!」
「真人、ひどい~!!」
「ウソウソ。早くはいろうぜ。」
あたしたちは、部屋へともどった。