永遠に愛します。age11〜12
次の日。
あたしは、一番好きな人の隣でねていた。
真人の寝顔は不細工っっ(笑)ウソウソかっこよかった。
「真人、かわぃい。」
まだ寝ている真人の前髪に触れながら
思わず声にしてしまった。
「ありがと!」
「ま、真人///」
「ってか…かわいいより、かっこいいだろ」
「真人、起きてたわけ?」
「うん、とっくに起きてたしたけど(笑)」
「もー!!さっきの撤回」
「撤回できませーん!俺は、咲の寝顔ちゃんと拝ませてもらったよ(笑)」
「真人ー!!」
あたしたちの朝はすごく騒がしかった。
準備をしてリビングに降りると
真人のお母さんが仕事に行く前に
朝食を作ってくれていた。
「咲の分。」
「ありがと!」
ソファに座り2人で朝食を食べ、
真人の家をでた。
行く場所はやっぱり…
いつもの場所。
いつも、夕方の景色しか見ていなかったあたしには
また別世界に見えた。
夜のにぎわいがなく
閑散した世界だった…
あたしたちは、明日香たちと合流して
いつも通りの壱日を過ごした。
昨日は何もなかったかのように。