永遠に愛します。age11〜12




次の日。

あたしは昼過ぎから真人の家へ向かった。


もう何度か来たことのある道。

真人の家までの道はいつもよりも短く感じた



-ピンポーン-

家の中にインターホンのおとが響いた。

「咲ちゃん。いらっしゃい。」

「どうも。」

玄関を開けてくれたのは、真人のお母さんだった。

「真人、さっき急いで出て行ったのよ…。」

「そうなんですか!」

「でも、すぐ戻ってくるから咲ちゃんを部屋に入れておくようだけ言って行ったわ。」

「そうですか…。」

「ま、早く中に入って。」

「おじゃまします。」

あたしは、お母さんと話して真人の部屋へと入った。




真人の部屋に入るとあたしは違和感を感じた。


真人が必ず身に着けいてるはずの

携帯・財布・たばこが 机の上に置きっぱなしになっていた。

携帯は開いたままだった…


あたしは、思わず携帯を見た。

最後の着信は 












だった。
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