永遠に愛します。age11〜12
次の日。
昨日が遅かったせいもあり
あたしが目を覚ましたのは昼過ぎだった。
「真人…。起きて!もう昼過ぎてるし。」
「もう少し寝かせろ。」
「もぅ…。」
真人の低血圧には勝てないよ…。
結局あたしは真人を起こすのもあきらめた。
やることもないし…テレビでもみようかな。
平日はこれといって楽しい番組がなかった。
「…わりぃ。」
それから数分後、真人が起きた。
「真人…おはよ。まだ傷口いたむ?」
「ちょっとな…。」
「じゃあ、今日は無理しないほうがいいんじゃない?」
「でも、昨日も
相手できなかったし、今日も相手できねぇとか。咲、いやだろ?」
「そーだけど。はやく怪我治ったほうがもっと遊べるじゃん?」
「どうでもないって、この傷。」
「でも、安静が一番だから。」
「しょ~がねぇな。じゃあ、今日は1日家で咲にくっついとこ!」
「きもい!!(笑)」
「きもくないし…。」
「はぃはぃ…。」
その日、あたしたちはDVDをみたり、お互いの学校のことを話したりして
2人でずっと部屋にいた。