永遠に愛します。age11〜12
駅に着くと
大好きな真人の姿があった。
「真人!!」
「おう。」
「わざわざ駅まで迎えに来てくれたの?」
「来ちゃわりぃかよ。」
「ちがうよ。ありがとう!」
「おう!じゃあ、いくか!」
自転車の後ろに乗り、真人の家に向かった。
「咲。家に荷物おいた後出かけようぜ。」
「どこいくの?」
「それは秘密。」
「えー。」
あたしは、真人の家に着くと急いで荷物を置き外に出た。
「行くぞ!」
「うん。」
真人どこ行くつもりなんだろ?
あたしは結局行く場所をきかないまま自転車の後ろに乗った。
それから数分して…
「ここだ。」
「っえ?」
そこはデパートだった。
「なんで、ここに用事があるの?」
「咲の誕生日プレゼント買うため。」
「え!いらないよ。」
「だめ~。行くぞ」
そのままあたしは真人につれていかれた。
「咲。なんか欲しいのあったら言えよ。俺ちょっとあっち見てくるから」
「…。ぅうん。」
真人は、そのままどこかへ行ってしまった。